なんとなく

古文やろ。

高校程度の古典文法を。

ほんとは漢文やりたいんですけど、さらっとでも古文を先にやっといた方が良いような気がするので古文。

漢文はなんでやりたいのかと言うと、なんかかっこいいから。

おっさん的に漢文の素養あるとなんかかっこいい感じするから。

『精講 漢文』前野直彬 ちくま学芸文庫

この本を先月書店で目にしてなぜか衝動的に購入したのがきっかけ。この本、50年前の高校参考書が復刊されたものですが、中国史の雑学的読み物としても相当に面白い。古文ちょっとやってからと決めたのでさわりしか読んでませんけども。この面白さにあてられたというところ。

 

さて、やるとは決めたものの、分量のある本格的な高校参考書あたりをやり切る根性はありません。

やりきれない自信がある。

古文そのものが本命というわけでもないですしね。

というわけで書店で自分でも読みきれそうな参考書を探す。

・分量が多くないもの。

・見やすいもの。

・優しく易しい(ように見える)もの。

意外に重要なのが見やすさ。

過剰な多色刷り。これが今の参考書に非常に多い。

目がちかちかするというか、どこが重要なのかわからん。学習者の集中力を乱すという負荷トレーニングかなんかを意図してるのだろうか。それとも自分が付いていけてないだけで若人には効果的に機能するのだろうか?

あと紙質が薄いのか裏の文字が透けて見えてしまっているようなのも、自分は気が散るので避けたいところ。このタイプの参考書も結構目にします。

 

どれにしようかな。んむむむ。

『望月光の古文教室 古典文法編【改訂版】』旺文社

これに決めた!

 

文章の密度や、黒と要所だけに用いられているように見える橙色の二色刷りも自分好み。ほんとにやれるか怪しいなと思っている人間に内容量的にも妥当かな。

古文の学習が初めてで何をどうしたらいいかわからん人や、現役の高校生・受験生でない人が読んでもいいとまえがきにも述べられている。

これいいじゃないですか。

これを一冊やる。

ある程度の内容は暗記するということで。