ばんあれんたい
バンアレンタイ。
毎年2月14日が近づき、バレンタインという言葉を見聞きすると、脳裏に浮かび上がってくるのがこの文字列。
音が似ているので連想されるのでしょう。
何を指す言葉なのかはわからない。
脳みその澱みの中に沈殿している、自分でも意味の分からない語彙というものは誰にでもあるのではないでしょうか。
私の場合、その一つがこのばんあれんたい、という文字と音の並びです。
いつ、どのような機会に自分の中に記憶されたのかわかりません。
それが示しているモノ、コト、事象がいったいなんであるのかわからないという状態。
ただの音の羅列ではなく、何かしら意味のある名詞といううっすらとした感覚がある。
そして、それがかつて知っていたことの名残なのか、なんとなくの推測なのかもわかりませんが、最後の2文字「タイ」は「帯」という字があてられるのではないか。
つまり、バンアレン帯、というわけです。
さらにそこから私が予想したバンアレンタイの正体。
それは「人体のどこかにある帯状の筋組織」。
予想と言うよりここ数年来それが正解であるようなつもりで暮らしてきました。
しかし、今年初めてこの文字列をweb検索の枠に打ち込んでみた。
結果。
「地球の磁場にとらえられた高エネルギー粒子によって形成される放射線帯」
だそうです。
・・・。
わからねー。
違ってたし。
結局なんだかよくわからないものでした。
でも帯は帯であってたね。
地球の生命にとって重要な役割をはたしていたり、オーロラとかとも関連するのね。
ほー。
そこら辺の話題と絡めて割とポピュラーな単語なのかもしれませんね
しかしこんな単語がどこで自分の脳に入り込んで定着したのかわからんな。
あ、むしろ逆に、耳に入ったときにバレンタインに似ているなと思って響きだけ覚えたのかも。
そうするとバレンタインデーが無ければ上の事柄も触れることなく終わっていた可能性が高い。
というわけで、バンアレン帯は人体解剖学に属する言葉ではない。ということはちゃんと覚えました。
オチはありません。ハッピーバレンタイン。本日以上。