無職10余万円浪費する
こんばんは、無職です。
お金っていいものですね。
いやー素晴らしいですよ。
定食チェーンで外食、漫画喫茶でだらだら、喫茶店でケーキセット、コンビニで夜食夜おやつ、書籍の適当買い、目が渋々するまでゲーセンで連コイン。
40代の消費行動とは思えないこれらをここひと月くらい続けました。もちろん連日というわけではない。
それで。
楽しいというか、快適、十分。
自分はいい大人の遊び方や金の使い方なんて知らんのです。
能動的な趣味もほぼ無し。一緒に遊ぶような知り合いも身近にいない。
40代の男性って何して遊ぶのだろうか。普通に考えると中学生前後の子供が一人二人いて、仕事も忙しいだろうし、遊ぶ、というようなことはもう後回しになっているのかもしれないな。
あ、わたくし無職に加えて独身実家住まい。
まあいずれにしろ自分にちょいと金があっても最初に書いたような使い方がせいぜい。
でもほんと十分楽しく幸せだった。
こんなかんじで死ぬまで暮らせたら満足ですよ。と、現時点では思える。
ですけど当然できません。
今回は金銭的には常に余裕のない自分に、7月から8月にかけて当座使う当てのないのお金が手元に出来たというイレギュラーのおかげ。
そしてあっちゅう間についえたという状況。十余名いた諭吉さんが三人の漱石さんになり、腹周りの脂肪が6kgくらい増えた。
うむまさにあぶく銭とはこれのことであるか。
がはは。
2カ月もすればいろんな支払いとかもあるのだった。
費えてみると全然使っていいような余裕はなかったわい。
まあとにかくなんだか幸せと言えば幸せな時間を過ごしたわけです。
現代文明・日本社会ありがとう。
無数にある現代の財サービス、それのほんの端の端を、ほんのひと月衝動的に浪費しただけ。
ほぼ有意義さとは無縁の消費活動ですが、快適ではありました。
まあわかりませんけども、100年前の富豪よりもこの夏の自分の方が良い。というか贅沢。私はそう思います。
江戸時代に電子レンジを購入する能を金銭は持っていなかったですわな。電子レンジ有りませんからね。
冷めたご飯を1分で温める機能が今のお金にはある。
20年後には衰退し続ける私の頭皮の毛根を復活させる機能も付くかもしれない。
とにかく今回こういうふうにお金っていいね。使い道はあるね。と思ったんですが。
そこで考えないようにしてたことについても考えてしまった。
いや頻繁に考えてはいたんですがなんか遠いことのようにぼんやりとしていたこと。
これから生きてくのに必要な費用について。
浪費そのものをしたら、経費というものの存在を意識したわけです。
どう考えてもない。足りない。足りないというか、ない。
なんといっても職業無職ですからね。
うん、要りますね。
そして要る以上のお金ほしいですね。
いやーどうしましょう。
というような今年の夏と夏の終わりでありました。